現代病!でもある「シックハウス症候群」の問題について

こんにちは、安田です。

さて今回は、現代の病気でもある「シックハウス症候群」についてのお話をしたいと思います。

「シックハウス症候群」について

アルデヒドのような人工の化学物によって起きる症状を指す言葉のようですが、

近年では自宅や仕事場に漂うカビによって、頭痛や疲労が起きてしまう現象が起きるようです。

悪性のカビが増えやすいのは建物の壁や天井の裏で、知らぬ間にコウジカビやアオカビといった菌種がコロニーを形成するそうです。

MVOCと呼ばれる揮発性の有機化合物を大気中にまき散らし、私たちの体に咳や熱といった炎症反応を起こします。

カビ毒の害を示すデータは多く、アメリカでは1歳以下の幼児はカビの多い建物に近寄らないように勧告が出るほどで、2007年に環境保護庁が行なった調査でも全米における喘息患者のうち21%はカビ毒が原因だと推測しているそうです。

シックハウスを研究している機関によれば、一般的なビルや建物がカビ毒に汚染されている割合はなんと50%を超えるそうです。

現代の住環境が抱える問題について、現代と古代の暮らしでの違いを指摘しています。

人類は自然環境の中で暮らし、動物たちと触れ合いながら進化してきた。

近年まで、人類の住居は木材や土、藁、動物のフンなどで作られていた。それに比べて現代の住居はプラスチックやコンクリート、化学物質などでできており、換気も良くないそうです。

そのため人間にとって有益なバクテリアがコロニーを形成できないようです。

古代の住居は通気性がよく、現代のような水回り設備もなかったため、有毒なカビが発生しづらい環境でMVOCによる害など発生しようがなかったわけです。

次は、そんな現代病でもあるシックハウスの対策についてお話ししたいと思います。

おすすめ!シックハウス対策!

  • 常にお部屋の換気を欠かさない
  • 水回りのトラブル(水漏れや換気扇故障等)はすぐに直す
  • 屋根の雨どいは定期的に掃除する
  • 部屋の湿度を30~50%にキープする
  • 空気清浄機を置く
  • 室内での喫煙などは厳禁にする

そこそこの項目がありますが、この中でももっとも重要なのが水回り設備になります。

排水や水道管が何らかの損傷を受けると、その後24~48時間でカビ毒が発生し、放線菌やエンドトキシンを大気中にまき散らし始めるそうです。

ご自宅の水回り周辺がカビっぽく感じるようになった方は、注意が必要になりますので配管周りの点検してみてください!

さらに室内の換気を徹底したうえで空気清浄機を置くと、さらにカビ毒の害を防ぐことができます。

空気清浄機には様々な機種が販売されておりますが、正しいものを選ぶポイントはひとつだけです!

「HEPA」と呼ばれるフィルタさえ搭載していれば、何を選んでも大差がないようです。

「HEPA」が0.3マイクロメートルのホコリを99.97%ブロックする性能を持ち、家庭用の空気清浄機としては最高の性能を持ったフィルタになります。

一般的なカビの胞子は3~10マイクロメートルなので、十分にとらえることができます。

お部屋の換気は私たちの腸内環境を左右し、ひいては体内の炎症にもインパクトをあたえます。

現代では、人間とバクテリアが共存できる住居こそが理想の空間なのです。

そのため、常日頃からお部屋の換気を心がけ、定期的なお掃除をしながら空気清浄機など文明の利器を使いながら

キレイなお家をキープするのが最善の策かもしれません。

少しでも参考にしていただければ幸いです。ちなみに今回参考にしたのは「最高の体調」という本になります!

最後までお読みいただき、ありがとうございました。