
こんにちは、安田です。さて今回は、ハウスクリーニング業者のプロがエアコンの上手な選び方を少しアドバイスをさせていただきたいと思います。
エアコンを新しく買ったり、お家のエアコンが古くなったので買い替えようかと悩んでいるあなたへ!これを読む前に新しいエアコンはまだ買わないでください!
ハウスクリーニング業者が教える家電量販店エアコンの失敗しない選び方
ハウスクリーニング業者の立場からエアコンの失敗しない選び方をお伝えします。
エアコンの購入を考えている場合、まずはインターネットでどんなエアコンがあって価格がどんなものかを調べたりすると思います。
それから、家電量販店などに行って実際にエアコンがどんな感じかを見に行って営業マンに性能を聞いたりしますよね。
そこで営業マンの方がまず勧めてくるのは新しい機能が満載の最新機種(上位モデルらへん)です。
見た目も斬新だし、色々な機能がついていて便利そう!と思い、予算に関係なく欲しくなりますよね。
在庫が多く残っている機種や利益率の高い機種を勧めてきたりしますが、営業マンの方も仕事で売らないといけない立場なので当然かもしれません。
営業マンの方のお勧め機種やセールストークを聞いて参考にするのも大切だと思います。
あとは、ご自身のお家の使用環境や条件、希望する機能、予算などを営業マンの方に伝えながら説明を聞きましょう。
そのあとに、やっている方も多くいると思いますが、絞り込んだ機種の価格相場を価格.comなどで相場をつかんでから営業マンに価格をぶつけてみるのもいいかもしれません。
その手間を惜しまないことが失敗しないエアコンの選び方のポイントになります。
ハウスクリーニング業者が教えるエアコンの失敗しない選び方
- お部屋の広さに最適な容量のエアコンを見極める
ご使用されるお部屋に対して最適な容量のエアコンを選択しないと、いくら運転しても全然部屋が冷えない・暖まらないということになります。
そのため、適切なエアコン容量を選択するのは、エアコンの失敗しない選び方としてとても大切です。
まずはじめに価格が一番に気になると思いますが、お店にいったらを性能表を見てみましょう。
チェックする項目は「畳数の目安」と「能力」のふたつ。
エアコンの能力は(2.2kWなど)kWで表記されます。そしてこの能力に対し、畳数の目安の表記もあります。その表記について説明します。
- 畳数の目安 この畳数の目安は青い方が冷房で「6~9畳」という表記の場合6~9畳の部屋に適しているという意味ではなく、木造なら6畳・鉄筋なら9畳」という意味となります。お家の構造として木造(戸建てなど)よりも鉄筋住宅(マンションなど)のほうが密閉率がいいからです)
- 能力(kW)
横の「能力」となります。この数値が高いほど、強い能力で広い部屋に対応できるという意味です。下の小さい文字の数値は、変更できる能力の幅で、この最小値が小さいほど、きめ細かい運転が可能なエアコンとなります。
ハウスクリーニング業者が教えるエアコンの選び方、省エネチェック
家計にやさしい省エネ性能を知る
最近のエアコンは、10年前に比べるとかなり消費電力が少なくなり、省エネのものが多いですね。
どうせ買うなら省エネと電気代の節約を考慮して選びましょう。
また、効率が良いということは、環境に対しても良いということにもなります。省エネ性能は、お店の値段と一緒に記載されているのでチェックしてみてください。
- 省エネ達成率
省エネ基準(目標値)をどれくらいクリアしているかを「%」で表しています。数値が大きいほど省エネの機種といえます。だいたい100%からの表示になっています。 - APF エアコンの省エネ性能を表す規格になります。
一定の条件下でのエアコンの1kW当たりの冷暖房能力を表します。数値が高いほど省エネエアコンになります。この前まではCOPが主流でしたが、現在ではより現実に即した目安であるAPFが主流になりました。 エアコンの省エネ性能表示APFは50%稼動時のものが表記してあり、エアコンはフル稼働しているときよりも、50%の力を出しているときが一番効率が良いそうです。 APFの数値は各エアコンメーカーともHPなどで公開してますのでヒマがあったり参考にしてくださいね。 - 電気代について 省エネ性能のエアコンは年間で標準タイプと比べて、約20,000円も安くなることもあります。 頻繁にエアコンを使う方であれば、最初の費用は高いですが、電気代が節約できるので、のちのちは省エネ性能の低い安い物を買うよりも省エネ性能の高い良い物を買ったほうが失敗しなくていいですね。 あと、気になるのが電圧の違いです。通常は100V仕様のエアコンになりますが、28クラスからしかありませんが200V仕様のエアコンのほうが消費電力と能力が100V仕様に比べて消費電力が低く、能力は高くなり、省エネ率も上です。本体料金は同じなのにとてもお得な感じがします。
ハウスクリーニング業者がおすすめするエアコン、選び方は?
最近は、あまり代り映えのしない新機種や、ほとんど使わないような新機能が多くありますが、ハウスクリーニング業者の僕が個人的におすすめするエアコンは、自動お掃除機能などがついていないシンプルな省エネエアコンがいいと思います。
理由としては、現在出回っているお掃除機能付きのエアコンは、フィルターのお掃除をしてくれるだけで風が出てくる送風口やファンのお掃除はしてくれません。
正直、自分でフィルターのお掃除をしたほうがキレイになります。
価格もお掃除機能なしのエアコンの2倍近くしますし、エアコンのクリーニングを業者に依頼する場合でもお掃除料金が1.5倍くらい高くなります。
また、いろいろな機能が付いている分、エアコンが故障するリスクも増えてくるかと思います。
その時に修理するのにもお金と手間がかかり、最悪の場合、また買い替え…なんてこともありえるかもしれません。
そのため家電量販店などの長期保証に加入しておくことを強くおすすめします。
ハウスクリーニング業者が教えるエアコンの失敗しない選び方まとめ
以上のことを踏まえて、ハウスクリーニング業者が教えるエアコンの失敗しない選び方としては、リビング用の大容量のエアコンを1台買うよりも、小型(2.5kw以下)でAPF値の高いものを複数台買うほうがお得になります。
理由は大型より小型のほうが、エアコンの最適な稼動率となる割合が高くなるようです。
また、断熱性や気密性が高い高性能住宅であれば、小さいエアコン1台(2.5kw)で家中が快適、ということもあるみたいです。
エアコンメーカーの好みや絶対に外せない機能などエアコンの選び方がそれぞれあると思いますが、少しでも参考にしていただければ幸いです。
その他ハウスクリーニング、エアコンクリーニングについてのご相談がありましたら僕までご連絡ください!
最後までお読みいただきありがとうございました。