最近、エアコンの効きが悪くなった気がする…。4つの原因と解決方法！

こんにちは、安田です。「最近、以前よりもエアコンの効きが悪くなった気がする…。」とご相談されることがあります。

そこで今回は、エアコンの効きが悪くなる4つの原因と解決方法をご紹介したいと思います。

エアコンの効きが悪くなる4つの原因と解決方法

1. エアコンフィルターや熱交換器の目詰まり
2. 室外機が直射日光に当たっている
3. 室外機の周辺(目の前)に物を置いている
4. 室外機の故障、冷媒ガスの不足

他にも原因があると思いますが、上記の主な原因4つを順々にご説明していきます。

1.エアコンフィルターや熱交換器の目詰まり

まずは、エアコンのフィルターをチェックしてみてください！上の写真のようにホコリが詰まっていると熱効率が低下してあまり冷えないor暖まらないとエアコンの効きが悪くなります。

同じように熱交換器(アルミフィン)がホコリや汚れが詰まっていると同じようにエアコンの効きが悪くなります。

そのため、定期的(2～3か月に一度は)にエアコンフィルターをキレイにしておきましょう！

また熱交換器にホコリなどが詰まっている場合は、掃除機を使ってキレイにしましょう！

ただキッチンの近くに設置してあるエアコンの場合は、油汚れが混じっているので掃除機だけで吸い取るのが難しいことがあります。

その場合は、重曹スプレーなどを使って要らなくなったタオルなど拭き取りましょう！

2.室外機が直射日光に当たっている

室外機は、室内から出た熱を外にすてる役割をしています。

真夏に、室外機に太陽の光が直接当たっていたり、コンクリートなどに反射した太陽の光が照らされていると温度が高くなります。

そうすると、室外機に熱がこもってしまい、熱をすてられなくなって多くの電力を使うことになってしまいます。

室外機を設置するときに出来るだけ日陰を選びましょう。

最初から直射日光に当たるところに設置してある場合は、室外機から少し離れたところに、グリーンカーテンやすだれ、シェードなどをつけて出来るだけ日陰を作りましょう。

もう1つポイントとして、夏の冷房で冷やすときには日陰をつくったほうが省エネでいいですが、冬の寒い時期の暖房は逆に日光に当てた方が省エネになります！

3.室外機の周辺(目の前)に物を置いている

エアコンの室内機がすい込んだ室内の空気の熱を外にすてるときに、ふき出し口のすぐ目の前に物を置いたり、カバーでおおっていると、熱がにげられなくなってしまいます。

せっかく外にすてた熱をまた、すい込んでしまうと、室内を冷やそうとするる力が弱くなってしまいます。

室外機の目の前と周辺はできるだけ広くして風通しをよくし、空気がスムーズに流れるようにするのがおすすめです。

よく見かけるのが、おしゃれな木製の室外機用のカバーをつけているおうちがありますが、見た目はキレイでいいですが、放熱の妨げになって無駄な電力を消費します。

なので出来れば、エアコンを使っている間は、カバーははずしておくことをおすすめします。

4.室外機の故障、冷媒ガスの不足

エアコンを運転させて室内機は動いているのに室外機が動いていない場合があります。故障の恐れがあり、エアコンに室内機で故障や異常を知らせるエラー点滅が出たりします。

その場合は、メーカーに修理依頼が必要になります。

※たまにリモコンの設定で省エネ設定ボタン(ダイキン製エアコンのパワーセレクトボタンなど)を知らずに押してしまい、ぜんぜん涼しくならないことがあるので気を付けてください。

あとは、冷媒ガスの不足でエアコンが効かなくなることがあります。

冷媒ガスは基本的に自然に漏れることはないので、設置当初の工事ミスや無理やり室外機を動かしたりした場合に漏れることがあります。

症状として、室外機側にある高圧パイプにエアコンを運転してしばらくすると霜がつき始めたらガス漏れを疑ったほうがいいかもしれません。

その場合は、設置業者さんや専門業者さんに相談しましょう！

その他、室外機の熱交換器(アルミフィン)のホコリや汚れが詰まっている場合も同様に熱がすてづらくなるのでエアコンの効きが悪くなります。

とくに幹線道路や工業地帯など空気があまりよくない環境やペット(ワンちゃん、ねこちゃんなど)と一緒に暮らしていると汚れやすくなります。

外の煤を吸い込んだり、ペットの毛が原因で熱交換器が詰まったりします。

室外機が汚れている場合、お家のお庭などにシャワーホースがあったり、高圧洗浄機をお持ちの方は1、2年に一度水で洗い流すだけでもいいのでお掃除をおすすめします。

そうでない方は、エアコンクリーニング業者に頼んでキレイにしてもらいましょう！

今回は、エアコンの効きが悪くなる4つの原因と解決方法をご紹介しましたが、「あなたのお家のエアコンは大丈夫か」ぜひ確認してみてください！

エアコンクリー二ングのご相談がありましたら、お気軽にお声がけください。

以上、安田がお伝えしました。

最後までお読みいただきありがとうございました。